作品を家に迎える
はじめて人の作品をお迎えしました。
今までは良いなと思っても人の絵を迎えるのはなかなか勇気が必要で買えませんでした。
学生のころよく友人と絵や年賀状は交換していたのですが、絵を描きながら大人になり人の作品が心のかけらや、命の一部な気がして一緒に生きていく責任を持てるのかと怖かったんだろうと思います。
自分の作品とは長い間同居しているのですが、人の作品と暮らしていくのは初めてで問い合わせから注文、そして届くまでとてもドキドキしました。
タカタニエミコ <<etude>>
お迎えした作品はタカタニエミコさんの <<etude>> です。
SUNABA ギャラリーさんで2021年8月21日(土)〜25日(水)に開催されていたタカタニエミコ個展「皺」で展示されていました。
日本画の画材を使われている作家さんです。もともと勢いや動きを感じる作品をつくっていて見ていて飽きない画面作りだなと思っていました。皺を操っているような作風になって、緊張感と滑らかさが加わり最強だと個展を楽しみにしていました。
今回残念なことに実際に展示を見に行くことが出来なかったので届いたときがこの作品とは初対面。
青が好きということもあったのですが<<etude>>というタイトルの響きもとても好みでビビッときました。
正面も綺麗なんですが、斜めからも見てください!
線と凹凸の位置が絶妙で画面は盛り上がっているのに平面的に見える不思議。
近寄ってみると山脈のようにも温もりを感じる血管のようにも見えるし、
冷たい陶器やクラックビー玉のようにも見えます。
違う角度から見たら新しい発見がある上に、同じ角度でも光の当たり方で全然違う顔をするんです。生きているというか呼吸してるようにも見えます。
写真で見るよりも現物の方が美しいのですが、
この光が当たってる瞬間この角度から見るとこの部分とても美しいから見て!を共有できる手段だと思っているので写真をうまく撮れるようにもなりたいです。
絵を迎えることへの勧誘
絵を買ってよかった。
そしてはじめて買うのが<<etude>>でよかったです。
飾った壁には新しい世界への窓があります。
絵を買ってみたいなと迷っている方にお迎えしてみてはいかがでしょうかとおすすめしたくなります。
最近お家にいる時間が長くなった方多いと思います。
見慣れた壁に窓が増えます。どうですか、絵欲しくなりませんか。
注文時、手元にある自分の絵やメジャーを取り出してこれくらいの大きさかな、どこに飾ろうかなと妄想を膨らまして待っていました。
お迎えした作品は画像よりも鮮やかでどの角度から見ても軽やかで絵が動いて見えました。
今はこの子にぴったりの透明の額をさがしています。側面も正面もどの角度からも見ていたい。
タカタニエミコさんの紹介
今回お迎えした作品の作家 タカタニエミコさんのTwitterはこちら 。
Tシャツやグラス、スマホケースもsuzuriで販売されています。
私は餃子パラダイスが気になっています。タカタニエミコさんのsuzuriはこちら。
ブログに書いたり、作品を接写したのを載せたりしていいかを快諾してくれて本当に感謝です。
余談
ご時世的に今は展示を見に行くことは控えているのですが、ネットギャラリーを開いてくださる場所が多くてとても感謝しています。
普段の業務もあるのに、ネットギャラリーを開くことや通販をすることはとても大変な作業だと思います。
ここを乗り越えたら良いこと沢山あるといいなと、あの時は大変だったねと笑えるように私もインターネットと仲良くなり味方にできればと思います。
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