まっちの水彩絵具使ってみた

まっち絵の具は、有害化学物質等は一切不使用。
絵の具だけでなく容器からパッケージに至るまで、 身体や環境に優しいものだけで作られているので、 小さなお子さまにも安心して使って頂けます。
鮮やかな発色と滑らかな描き心地にこだわった、 手作業で丁寧に作られた水彩絵の具です。

まっち絵の具とは https://match-japan.com/JP/about.html

もくじ
  1. マッチ・ベイシックカラー
  2. 各色塗ってみる
    1. ブルー/ウルトラマリン
    2. イエロー/レモンイエロー
    3. マゼンタ/ブラウン/バーミリオン
    4. ブラック/ホワイト/グリーン
  3. 絵具で遊んでみる
  4. 鮮やかさを見て!
  5. 感想
    1. 今回使った画材

マッチ・ベイシックカラー

今回買ったのは10色セットのマッチ・ベイシックカラーです。

パッケージは懐かしい感じです。

オンラインショップで購入する際、無理を言ってパンフレットを頂きました。パンフレットの内容も面白かったので少し紹介出来たらと思います。

「色彩の3原色(マゼンタ・イエロー・ブルー)の理論を絵具の分野で実現しました。3原色の中間に(バーミリオン・グリーン)を加えた5色で、高彩度の色環の色がすべて作れ、ホワイト・ブラックを加えた7色で、清色から濁色迄のすべての色相の色を作ることができます。

使い易さを考慮し、3色(レモンイエロー・ブラウン・ウルトラマリン)を加え、基本10色セットとしました。

株式会社まっち パンフレットより

水彩絵具の面白さって色に操られたり、操ったりすることだと思っているので、使う前に読んだだけで色に対する期待が高まりました。

各色塗ってみる

ブルー/ウルトラマリン

ウルトラマリンの色が予想以上に好きな青です。ウルトラマリンを塗った瞬間買ってよかった!と思いました。

岩絵具やピグメントで青を探すときに、これは欲しいけどきっと高い青だ!値段を見るのをためらってしまう色です。伝わりますか?

ブルーも薄く塗ると綺麗な水色にもなれるし、重ねていくと影色にも使えそうな青です。

イエロー/レモンイエロー

写真では見えないかもしれないですが上下違う黄色です。

上のイエローは百合の花粉を想像するような色で、下は少し蛍光ペンの黄色を感じさせる色です。どちらも綺麗です。使いこなしたい。

マゼンタ/ブラウン/バーミリオン

マゼンタすごい。染料みたいに鮮やか!薄く塗っても濃く塗っても印象が違って面白いです。混色するのも楽しみな色です。

ブラウンは癖が無くて使いやすいと思います。綺麗な茶色。

バーミリオンもまたとても綺麗な色をしていて濃く塗ったときの上品な感じが好きです。

ブラック/ホワイト/グリーン

ブラック。絵具の黒は個人的に色として強すぎて画面の調和が乱れるように感じていて、今まであまり使わなかったんです。でもこれはちょっと使ってみたくなります。粒子の感じが上品だからかな、重ねて塗った部分も真っ黒!というよりは優しい黒です。

ホワイト。塗った部分見えますか?穏やかな白です。これは使って無くなる前に買い足そうとする気がします。パステルカラーが好きなので混色に使ってすぐなくなる気がします。

グリーン。日が当たりちょっと透けた感じの葉っぱの色です。混色も楽しみですし、このまま使っても綺麗な緑です。

絵具で遊んでみる

どこまでやったら濁るんだろうと机を水浸しにしながら遊びました。

色んな部分に色んな色が混ざっているはずなのに鮮やかです。

ブラック(黒)を混ぜた部分も汚くはならず渋い、良い感じです。

鮮やかさを見て!

紙をビショビショにして適当に色を流し込んだものも見てください。

この発色の美しさは今後頼もしい味方になってくれるだろうと思いました。パンフレットに書いてある言葉そのままでした。

顔料の粒子はすべて1ミクロン程度です。

濃度が高く、発色がきわめて鮮やかな絵具です。

混色、重ね塗り、ぼかしやにじみ塗りも美しく仕上がります。

混ぜやすく、発色の良い新開発のメジュームを使用しています。 定着が良く、筆さばきがなめらかです。

株式会社まっち パンフレットより

感想

水彩初めての方にもおすすめしたくなるほど、鮮やかで、水で色をコントロールする楽しみを味わってもらえそうな絵具です。

混色もしやすいと思います。なぜなら混ぜても上からドンドン塗っても綺麗だから!

まっち水彩絵具とてもおすすめなのですが、取り扱っている画材屋さんを今のところ見たことがないので、買えるお店が少ないのかなと思います。私はまっちオンラインショップから買いました。リンクを貼っておきます。

まっちオンラインショップ

感覚的にこの色とこの色を混ぜたら欲しい色が出る、というのはあるのですが、意識的に色を混ぜたことがなかったので、今度混色の手引きを見ながら塗ってみようかなと思います。

今回使った画材


書いた人:きただひかり
絵を描くことが好きな人です。学生時代は日本画の技法を学び、現在はつくりたいものに合わせて画材を選んで制作しています。最近はWEB制作を学ぼうとしてます。